超カンタン!失業した後のハローワークで失業保険の申請方法

こんにちは、pupusukeです。

 

本日は失業した後のハローワークでの失業保険の申請方法についてまとめています。

 

私pupusukeも、失業経験は2度あり、どちらのタイミングでも失業保険の申請を行っています。

 

私の場合は、2度とも早期に就職先が見つかり、失業保険の受給には至っていません。

 

その代わりと言ってはなんですが、早期再就職手当を支給いただいた経験があります。

 

(早期再就職手当の申請方法については下記をご覧ください。)

 

pupusuke.hatenadiary.jp

 

 

 

目次はこちら

1, 失業保険の受給に必要な条件とは

 2, 何はなくともまずはハローワークに行くところから。必要な持ち物をチェック!

 3, ハローワークでは何を聞かれるの?

 4, 申請後の流れはどうなる?

 5, 「失業中」の判断はどう行われるの?

 

 

1, 失業保険の受給に必要な条件とは

 

まず初めに一つお伝えしないといけないのは、誰でも失業保険を受け取れるかというと、そういうわけではないのが実情です。

 

最低限満たすべき条件として、下記が挙げられます。

 

  • 就職する意思と能力がある

 

  • ①の上で、実際に就職活動を行っている

 

  • 離職日以前の2年間で、被保険者期間が12か月以上ある

 

 

「ふむふむ、まぁそりゃそうね」と流してしまいそうなところですが、よくある下記の様な方は上記を満たさないので、失業保険を受け取る資格者にはなりません。

【すぐに働くことができない事由がある場合】

・病気やケガで入院、通院をしている。

・妊娠や出産を控えている。

・病人や親の介護が必要である。

・学業に専念することを決めている。

 

【就業をしている、またはその予定がある場合】

・自営業になる準備をしている。

・実家の手伝いがあって、就職できる状態にない。

・すでに内定しているが、就職するまで期間がある。

 

2, 何はなくともまずはハローワークに行くところから。必要な持ち物をチェック!

 

失業保険の申請は、ハローワークに行くところから。そして、ハローワークに行ってしまえばなんだかんだどうにかなります。笑

 

ただ、二度手間にならない様に持ち物だけはチェックしておきましょう。

 

雇用保険被保険者離職票(2枚)

 

✓印鑑(シャチハタはNG)

 

✓写真2枚(縦3cm×横2.5cm)

 

✓本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

 

マイナンバーのわかるもの(マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票)

 

✓本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード)

 

 

ここで筆者の経験による、ワンポイントアドバイス

 

筆者は失業保険の申請に行く際、写真を撮り忘れていたことに気が付きました。ところが近くの証明写真機は800円程度かかるため、失業中で金欠だった筆者はこれを使いたくありませんでした。

 

そこで受付の方に相談してみたところ、「縦3cm×横2.5cmの写真であれば証明写真機のものでなくても構わない」ということでした。

 

ということ、私がとった行動は、建物の白い外壁を背景に自撮りをして、それをファミリーマートコピー機で規格の大きさに出力して使用しました。

 

なんだかんだ証明写真機で撮るよりも顔の縮尺が大きくなってしまい、提出する際に少し恥ずかしかったですが、ちゃんと受理してくれました。費用もコピー代の50円で済みましたので、経済的です。笑

 

 

3, ハローワークでは何を聞かれるの?

 

ハローワークについたら、まず総合窓口を探してください。

 

その上で、「会社を退職したので、求職の申し込みにきました」と伝えてください。どこの窓口にいけばよいのか教えていただけます。

 

この際、「失業保険の申請です」と伝える必要がないのは、求職の申し込み自体が、失業保険の申請を兼ねているからです。

 

失業保険は、求職していても仕事が見つからない状態の場合に支給されるものなので、失業保険の支給有無は、求職状況に判断されることになるからです。

 

また、そもそもハローワーク自体が求職情報を紹介しているところになりますので、求職の申し込みですと伝える方がスムーズだと思います。

 

 

さて、実際にハローワークで聞かれることは主に下記の3点です。

 

(1)前職を辞めた理由について

(2)すぐに働く意思があり、また働ける状態であるか。

(3)働く意思がある場合)どのような仕事を希望しているか。

 

(1)は会社都合でも自己都合でも正直に伝えればどちらでも問題ないですし、(2)はは普通に求職をしている状態であれば問題なく、(3)は自身の希望をそのまま伝えると、その後の求職活動がスムーズに進みます。

 

(3)では間違っても本心ではない希望を伝えるのはやめましょう。このタイミングでの本人の希望に従って、仕事を紹介してくれることになるので、話が面倒になります。笑

 

 

4, 申請後の流れはどうなる?

 

初日の手続きを終えると、「雇用保険受給説明会」が行われます。これはハローワーク側があらかじめ定めたスケジュールに参加することになるのですが、大体10日後くらいに開催予定のものになるかと思います。こちらの来所は必須となりますので、必ず予定を確保してください。

 

受給説明会ではハローワークでの求職の方法に加え、失業保険の仕組みが説明されます。

 

また、この場で「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」が配られます。

 

この雇用保険受給説明会の後、待期期間の7日間を経て、第一回目の失業認定日となります。

 

この初回の失業認定日には必ず来所が必要となりますので、ここも必ず予定を確保しておいてください。相談し、変更することも可能ですが、実際に失業保険が支給される日も後にずれ込んでいくことになるので勿体ないです。

 

さて、その後は自己都退職の方は3か月間が給付制限期間となり、ハローワークへの来所は約3か月間ありません。一方、会社都合退職の場合は約1ヶ月後が認定日となりますので、このタイミングで来所します。

 

この来所のタイミングで「失業中」と判定されれば、失業保険が振り込まれることになります。

 

 

5, 「失業中」の判定はどう行われるの?

 

失業中であるかの認定では、定められたタイミングでハローワークに赴き、必要な書類の提出と面談が行われます。

 

その上で大切になってくるのが、「就職活動をしているか」という点です。

 

具体的にどのような企業に応募をしたか、また面談をしたかという点まで細かく見られます。

 

その上で、残念ながら就職が決まっていない場合に限り、「失業中」という判定がなされることになるのです。

 

ですので、ただ漫然と会社を探しているだけ、応募条項を眺めているだけでは就職活動にならない点、注意をしてください。

 

要は、真面目にやっていないやつには失業保険は支給されないよーということです。

 

当たり前といえば当たり前ですが、適当にプラプラやって失業保険だけ頂きます、というタダ乗りはできないので、頑張って就職活動をしていきましょう。

 

6, どの程度の期間、失業保険を受給できるのかチェック!

 

失業保険の給付期間は退職理由や、前職の在籍期間によっても変わります。

 

最短でも90日、最長でも330日となりますので、かなり幅があります。

(※障がい者などの就職困難者は最長で360日)

 

90日しか支給されない人も多く、計画的な就職活動の実施が求められる状況であると言えます。

 

支給期間の確認はこちらをチェック

(自己都合退職の方は一般受給資格者、解雇や倒産など会社都合による退職者は特定受給資格者の欄を確認ください)