【神奈川県三浦市】面白い不動産を見に行った話-物件紹介vol.1-
こんにちはーpupusukeです。
Pupusuke実は不動産投資を少ししていまして、定期的に不動産を見に行っています。
不動産投資なんて言っても、小さな家を2~3個所有しているだけなので、これで生計が立てられているわけではありません。
ただ、面白い不動産があればこちらで紹介して、
「あ、その物件面白ろそうやんwwww見てみたいわ!」って方がいましたらご自分で調べて、不動産屋に問い合わせてみてください。
今も紹介かのうかどうかは責任を持ちませんのでご理解のほどお願いします。
シリーズものにできるかわかりませんが、こんな観点で物件を紹介してみたいと思います。
・THE・ヤバい物件(リフォーム費用が莫大!購入した瞬間損決定!などなど、手出し無用物件です)
・お買い得!?物件(pupusuke的には費用的な観点から見送ったものでも、実は資金がある方なら超お買い得かも!物件を紹介します。)
・THE・平凡物件(正直ブログにあげるほどのこともない、取るに足らない物件を紹介します。笑
そもそもなんでこんなジャンル作るんだよ!ってツッコミが来そうですが、このジャンルを作っておかないとほとんどの物件が紹介できなさそうなので。でも、だからこそ、紹介するときはできるだけ楽しく、なぜこの物件が平凡なのか、を詳しく解説していきたいと思います。)
さて、まぁpupusukeの不動産投資の状況やなんかはまた別の機会に譲るとしまして、さっそく第一弾の物件紹介と参りたいと思います。
記念すべき一つ目の物件は、神奈川県三浦市にあります。
【スペック紹介】
・最寄り駅: 京浜急行線三崎口駅から車で15分
・価格:300万円
・敷地面積:約150㎡
・建物概要:アパート(4戸)
外観はこんな感じ。かなり傷んでいます。
(ご担当者さんが映っているので消させていただきました。)
実は、今回の物件紹介ですが、第一弾でありながら写真はこの1枚で終了です。
「えっ、まじかよwwそれじゃぁ紹介にならないじゃんww」
と思われるかもしれませんが、実は写真自体は100枚単位で撮ったのですが、ある理由が原因で、全て写真を削除しました。かろうじて残っていたのがこの1枚だけなのです。
いやぁ、1枚もなければ紹介ができないところだったので、良かったですwww
さて、この物件ですが、電車での最寄り駅は京浜急行本線の三崎口駅。つまり、終着駅です。
ここから不動産屋の車でひたすら南下すること15分。徒歩で言ったら60分以上歩くことになりムリゲーな立地です。
神奈川県でありながらぶっちゃけ最寄り駅という概念が崩壊しそうな距離ですが、そこは三浦市の悲願であった京急線の延伸がいよいよ叶わなかったという悲しい歴史があるところですので、仕方ないですね。
気になる方はこちらの記事が面白いですよ。
京急線が三崎口駅から先の延伸を凍結した理由は? - [はまれぽ.com] 横浜 川崎 湘南 神奈川県の地域情報サイト
さて、物件の話に戻ります。
内部に入る前にぐるっと建物の周りを1周。
建物の裏側には不要になった電化製品が数台朽ちて捨てられていました。このあたりはお金をかけて処分する必要があるでしょうね。
そして、この建物の裏側の敷地にある部分がまず問題でした。裏側の敷地は当該物件の敷地よりも数メートル高いのですが、その敷地がもう草木がボウボウで、この物件にもたれかかる様に被さってきていました。
ウーン、、、これは減点-30点(+o+)
自分の敷地ならまだしも、隣地からの草木が越境している場合、法的には勝手に切れないので、結構めんどくさいです。正直これだけでも見送るには十分な内容です。
しかし、本当にきついのはここからでした。
不動産屋さんとの会話はこんな感じだったと思います。
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業者「じゃー、鍵あけますね。あのー私ここ(敷地外)で待ってますので、気の済むまで見てきていただいていいですよーww」
pupu「あ、マジすかwwまぁでもそのスーツじゃ汚れちゃいますよね。大丈夫です見てきますよー!」
業者「2階は階段が朽ちてて危ないかもしれないので、1階だけでお願いしますねー」
(pupusuke中に入る。)
pupu「いやー外観に劣らず、中もすげー荒れてますね。これ、マジで人骨とかあったらしゃれにならないですねーw」
業者(敷地外から喋ってる)「あーそんなですかー。とにかく傷んでるところに落ちたりしない様に気をつけてください」
中は残置物が残り、全体的に埃がかぶっていますが、生活感がある感じがすごくて、ついこの前まで人が住んでいたんじゃないかという不気味さでした。
中は以外と広く、キッチンと居室が2室。これで終わりかと思えば、
pupu「ん???トイレの横に、またトイレ?そんでさらに奥まで進んでいる」
そう、この物件はアパート2室をぶち抜いた作りになっていたのでした。というわけで、キッチン×2と居室が4室にトイレが二つ。しかし風呂はありません。
また、生活感があるとは言え、雨漏りで傷んだ天井が崩れてきて、雪崩の様になっているところもあり、覗き込めば2階が見えそうなところもありました。
(あまりに古く、危なかったので、その近くにはいけませんでしたが。)
そして、この後、今回の内見で一番の衝撃のものを見つけます。
それは、トイレ二つを通り過ぎ、奥の部屋に入った時のことでした。
無造作に置かれた布団と、その横に何やら白っぽいものが見えました。
直感的に嫌な感じがしたのですが、不思議なものでそういう時こそ直視してしまうんですね、人間て。笑
そこにあったのは、なんと小型犬が白骨化した姿でした。
pupu「あぁぁぁぁぁやばいやばいやばい。。。。。。。。〇〇さーんやばいでーす撤退です。」
業者「えっ!大丈夫でしたか何かありましたか????」
pupu「ワンちゃんが死んでマース。しかももうすべて骨です」
私も結構築古物件を見ていますが、初めての経験でした。
ちなみに白骨化した姿は、恐竜展なんかで目にするティラノサウルスの化石とほとんど同じような綺麗な姿で、頭蓋骨から肩、足、胴体に至るまで綺麗に形が分かりました。
まぁ、だからこそすぐに犬だとわかったのですがねwww
冒頭で、100枚単位で写真をとったにも関わらず、すべて処分してしまったのは、実はとった写真の中にこの白骨化した犬の姿が映り込んでしまっていたからです。笑
供養のためにも、携帯のフォルダから綺麗に消させていただきました。
ということで、物件の判断は100点満点中120点で当然の見送り。
敷地と建物がこれだけのスペックながら300万円なのも納得の状態でした。笑
ご興味ある方は、きっとまだ販売されているはずです。探してみて下さい。